芸能界を目指す若者が通う専門学校に就職してから、学生達の歩き方や座り方が自分のこと以上に気になるようになり、自分の姿勢を直すのと同時に、どうせやるなら「学生にも指導してあげたい」という気持ちになりました。

たどり着いたのが「ウォーキングインストラクター」。

インターネットでいくつかスクールを探し、対応の速さと丁寧さでICBの相談会に伺うことに。
当日はウォーキングのレッスンを見学し、実際に体験することができました。

 そこでビックリ!ただ座る、歩く・・・普段、気にせずやっていたことが、こんなに難しいとは!即、筋肉痛になったのも、今では楽しい思い出です。重田先生と丸田先生の人柄と美しさに魅了され、おまけに「楽しい!!すっきりした!」というウキウキした気持ちでいる自分に気付き「よし!やってみよう」と、すぐにインストラクター養成コースに申し込みました。

受講が始まると、1回5時間というレッスンでしたが「え!?もう終わり?もの足りないな」「次のレッスンが待ち遠しい!」「もっと歩きたい!」という気持ちのまま、あっという間に全レッスンが終了しました。
最初の頃は、脚力も体力もない私は、1歩進むのもままならないほど「ヨチヨチ」「グラグラ」「フラフラ」。「このまま続けて本当に大丈夫?」と自分で不安になるくらいでした。でも、先生方の丁寧でわかりやすい指導のもと、今では勤務先の専門学校で、学生に指導するまでに成長しました。

 「教える」ということは「教わる」ことの何倍も難しいものです。自分がきちんと出来ないと教えることも出来ないので、自分の成長にもつながります。でも、私の指導によって、少しでも「美しくなりたい!」「歩くって楽しい!」と思う子が増えてくれれば良いと思っております。